パンチ、今期経常を10%上方修正

配信元:株探
投稿:2021/12/10 15:30
 パンチ工業 <6165> が12月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の24.7億円→27.1億円(前期は16.7億円)に9.7%上方修正し、増益率が47.4%増→61.7%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.3億円→9.7億円(前年同期は13億円)に32.7%増額し、減益率が43.7%減→25.3%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  通期連結業績予想について、2021年11月11日の第2四半期決算の発表時点では、製造業全体で半導体部品を始めとする一部の製造部品の不足により生産活動への影響が顕在化してきていること、世界的な原材料高騰による影響、また中国における電力不足や米中貿易摩擦再燃に対する不安が払拭できないこと等、先行きが依然として不透明な状況にあることから、2021年8月6日に公表いたしました通期連結業績予想数値を据え置いておりました。 しかしながら、中国における電力不足の影響度合いに一定の見通しが立ったこと、また足下では自動車関連の受注が復調気配を見せていること等から、先行きの不安要素の一部が解消されつつあると判断し、通期連結業績予想を上方修正いたします。 期末配当予想については当社の財務状況等を総合的に勘案し、従来予想を据え置くことといたします。今後とも、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つとして取組んでまいります。
配信元: 株探

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