決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … シルバライフ、ミライアル、ザッパラス (12月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月7日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ミライアル <4238>
　22年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比95.0％増の12.8億円に拡大した。

★No.2　泉州電 <9824>
　21年10月期の連結経常利益は前の期比48.0％増の50億円に拡大し、22年10月期も前期比1.9％増の51億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　マツモト <7901>
　22年4月期の連結最終損益を従来予想の3000万円の黒字→1億3000万円の黒字(前期は3億8900万円の赤字)に4.3倍上方修正した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4238> ミライアル 　　東１ 　 +11.66 　 12/ 8　　　3Q　　　 95.01
<9824> 泉州電 　　　　東１　　 +6.70 　 12/ 8　本決算　　　　1.92
<7901> マツモト 　　　ＪＱ　　 +5.46 　 12/ 8　　上期　　　　赤縮
<2923> サトウ食品 　　東２　　 +4.47 　 12/ 8　　上期　　　 -8.29
<9262> シルバライフ 　東１　　 +4.10 　 12/ 8　　　1Q　　　-62.71

<3246> コーセーＲＥ 　東１　　 +1.69 　 12/ 8　　　3Q　　　102.03
<8842> 楽天地 　　　　東１　　 +0.75 　 12/ 8　　　3Q　　 1200.00
<3770> ザッパラス 　　東１　　 +0.17 　 12/ 8　　上期　　　230.30

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース