マーキュリアは年初来安値、３２０万株の公募増資と上限４８万株の追加売り出しを発表

　マーキュリアホールディングス<7347.T>は大幅続落し、年初来安値を更新。同社は６日取引終了後、３２０万株の公募増資を行うと発表した。応募の状況によってはＳＢＩ証券を売出人とする上限４８万株のオーバーアロットメントによる売り出しも行うとし、その場合はＳＢＩ証券を割当先とする、上限４８万株の新株式を発行する第三者割当増資を実施する。発行価格（売出価格）は１４日から１６日までのいずれかの日に決定する。

　調達資金は、バイアウト２号ファンドの自己投資資金及び台湾太陽光発電開発ファンドの自己投資資金に充当する予定。公募増資及び第三者割当増資による手取り概算額は最大で約２４億３１００万円になるとし、バイアウトファンドへの自己投資に２０億円、インフラファンドへの自己投資に４億３１００万円を充てる。

出所：MINKABU PRESS