決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … ファーマＦ、アインＨＤ、日本駐車場 (12月3日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月2日から3日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ファーマＦ <2929>
　22年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常損益は16.1億円の黒字(前年同期は14億円の赤字)に浮上し、8-1月期(上期)計画の11.1億円に対する進捗率が144.5％とすでに上回った。

★No.2　キタック <4707>
　21年10月期の連結営業損益は700万円の赤字(前の期非連結は2億3200万円の黒字)に転落したが、22年10月期は2億3400万円の黒字にＶ字回復する見通しとなった。

★No.3　ティーライフ <3172>
　22年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比45.0％増の2.1億円に拡大したが、通期計画の9.6億円に対する進捗率は22.3％となり、5年平均の18.5％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2929> ファーマＦ 　　東１　　 +9.66 　 12/ 3　　　1Q　　　　黒転
<4707> キタック 　　　ＪＱ　　 +3.87 　 12/ 3　本決算　　　713.89
<3172> ティーライフ 　東１　　 +3.83 　 12/ 3　　　1Q　　　 44.97
<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 +1.91 　 12/ 3　　　1Q　　　　赤拡
<9627> アインＨＤ 　　東１　　 +1.16 　 12/ 3　　上期　　　 35.64

<2910> Ｒフィールド 　東１　　 +0.97 　 12/ 3　　上期　　　226.57
<2353> 日本駐車場 　　東１　　 +0.76 　 12/ 3　　　1Q　　　　2.98

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース