新興市場銘柄ダイジェスト:テリロジーは一時ストップ高、Chatworkが大幅に反落

配信元:フィスコ
投稿:2021/12/02 15:40
<4586> メドレック 130 +5
大幅に反発。中小企業庁の事業再構築補助金(第3回公募通常枠)にメドレックスが応募した「貼り薬から新型コロナウイルスワクチン・マイクロニードル製剤への新分野展開」が採択されたと発表している。微小針の集合体であるマイクロニードルによる新型コロナワクチンなどの投与実現を目指すもので、補助事業期間は12カ月、補助金額は最大0.60億円。マイクロニードル製剤は従来の注射製剤と比べ高い免疫効果が期待されるという。

<3356> テリロジー 388 +35
一時ストップ高。連結子会社のテリロジーサービスウェア(東京都千代田区)が多言語対応のヘルスケアサービスを運営するWELL ROOM(同)と業務提携すると発表している。テリロジーサービスウェアの多言語映像通訳サービス「みえる通訳」とWELL ROOMが運営する日本で働く外国人の健康維持・管理を支援するヘルスケアWebサービス「WELL ROOM」について、相互に連携しながら医療機関への導入を促進する。

<9252> ラストワンマイル 1635 -40
一時急騰。大東建託<1878>傘下の大東建託パートナーズ(東京都港区)と業務提携すると正午に発表し、買いが入っている。大東建託パートナーズの管理物件の入居者が同社のプラットフォーム「ruum(ルーム)」を利用して入退去手続きをする際、「退去時のライフライン手続きの代行」を希望した入居者の手続きをラストワンマイルが一括して行う。現在年間で約1万3000件の代行手配が約9万件に増加する見通しという。

<4448> Chatwork 1113 -146
大幅に反落。海外募集で新株185万株を発行すると発表し、売り材料視されている。調達資金の19.69億円(差引手取概算額)は、広告宣伝費(8.35億円)や人件費及び人材採用費(8.35億円)、ビジネス版スーパーアプリの実現に向けたM&Aや資本提携(3.00億円)などに充当する。発行済株式総数(3727万3840株、11月26日現在)に対する新株の割合が4.96%に達することから、株式価値の希薄化懸念で売られているようだ。

<7131> のむら産業 975 -
公開価格(1210円)を8.0%下回る1113円で初値を付けた。会社設立は1965年11月9日。包装資材部門と包装機械部門で構成される包装関連事業と物流梱包事業が事業の中核。21年10月期の営業利益予想は前期比18.7%増の3.14億円。包装関連事業で取引先の工場新設に伴い大型案件が増加するほか、物流梱包事業も製造業の需要回復傾向を受けて堅調に推移する見通し。第3四半期累計の実績は1.74億円だった。

<3911> Aiming 283 +1
一時急騰。UUUM<3990>子会社のLiTMUS(東京都港区)と共同事業契約を締結したと発表している。オンラインゲームの制作・運営を共同で行うことが目的。UUUMの所属クリエイターや保有IPを含む企画構想力とAimingが持つゲーム開発の知見を組み合わせる。ゲーム開発はAimingが担い、運営はLiTMUSのプロモーション力を活かす。新規オンラインゲームの詳細については、制作の進捗に応じて適宜開示するとしている。 <ST>
配信元: フィスコ

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