常磐興、非開示だった今期最終は赤字縮小、未定だった配当は無配継続

配信元:株探
投稿:2021/11/12 15:20
 常磐興産 <9675> が11月12日大引け後(15:20)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は13.3億円の赤字(前年同期は20.1億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
 併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が25.9億円の赤字(前期は28.8億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示した。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は12.5億円の赤字(前年同期は8.7億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は3.7億円の赤字(前年同期は5.3億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-14.3%→-7.4%に急改善した。

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