京急、今期経常を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/11/11 15:00
 京浜急行電鉄 <9006> が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は23.8億円の赤字(前年同期は137億円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来の31億円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。
 しかしながら併せて、通期の同損益を従来予想の4億円の黒字→5億円の赤字(前期は201億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は18.8億円の黒字(前年同期は64.3億円の赤字)に浮上する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は3.6億円の赤字(前年同期は21.7億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-3.5%→-0.8%に改善した。

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