三井金が4日続落、22年3月期最終利益及び配当予想を上方修正も織り込み済み

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/11/10 09:44
 三井金属<5706.T>が4日続落している。9日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、純利益を370億円から390億円(前期比12.7%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を85円から100円(前期85円)へ引き上げたが、織り込み済みとの見方が強い。

 上期において、投資有価証券売却益や過年度関税戻入益などの特別利益を計上したことを反映した。なお、売上高6250億円(前期比19.5%増)、営業利益510億円(同0.1%減)は従来見通しを据え置いている。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3052億7100万円(前年同期比35.9%増)、営業利益357億2300万円(同2.3倍)、純利益313億4500万円(同31.5%増)だった。非鉄金属相場が上昇したことに加えて、5G関連製品の堅調な需要が収益を押し上げた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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