キッセイ、今期経常を一転黒字に上方修正

　キッセイ薬品工業 <4547> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比53.9％減の12.8億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の13億円の赤字→3億円の黒字(前期は34.7億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は9.8億円の赤字(前年同期は6.9億円の黒字)に転落する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比15.4％減の5.1億円に減り、売上営業損益率は前年同期の2.5％→-0.1％に悪化した。

株探ニュース