日東紡、今期経常を一転5％増益に上方修正

　日東紡績 <3110> が11月5日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比38.5％増の39億円に拡大し、従来予想の30億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の62億円→66億円(前期は62.7億円)に6.5％上方修正し、一転して5.2％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比21.9％減の26.9億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の22.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.6％→10.9％に急改善した。

株探ニュース