デイトナ、今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

配信元:株探
投稿:2021/11/04 15:10
 デイトナ <7228> [JQ] が11月4日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の14.8億円→17.8億円(前期は11.9億円)に20.0%上方修正し、増益率が23.8%増→48.5%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.1億円→9.1億円(前年同期は8.1億円)に48.4%増額し、一転して11.8%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の52円→62円(前期は46円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社グループにおいては、中期経営計画の実現に向けてお客様支持率ナンバーワン商品の推進等の施策を進める中、新型コロナウイルス感染症による移動手段の変化やアウトドアでのレジャー志向の高まりによる市場の強い追い風も受けながら現在まで業績が推移しております。2021年5月7日に業績予想修正を発表しましたが、その後も二輪車市場においては新車販売台数の増加や免許取得者数の増加など、引き続き市場は強い需要が続き、連結・個別とも通期業績が上振れする見込みとなりましたので業績予想を修正して発表いたします。一方で当期も残すところ2か月間となり、残期間にリスクが懸念される事項としては、新型コロナウイルス感染症の再拡大による影響、降雪など悪天候の影響等が懸念されます。しかしながらこれらのリスクについては不確実性が高く現段階では予測が難しい状況にありますので、今後の環境変化等を注視し、必要であると判断した場合は速やかに修正して発表しますので、業績予想の取り扱いに関してはご留意いただきますようお願い申し上げます。

 当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして認識しております。安定的な経営基盤の強化並びに今後の事業展開に備えるために内部留保の充実を図りながら、自己資本利益率の向上に努めると共に、配当につきましては、期末配当(年1回)の安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。具体的には、デイトナ個別の当期純利益に対して、配当性向25%(自己株式を含む)を目標に、事業における投資および回収の状況、財政状態等を勘案して決定しております。今回、通期個別業績予想修正の発表に併せ、上記配当方針に基づき検討した結果、配当予想を1株当たりにつき52円から10円増配の62円へ修正することを決定いたしました。なお、配当につきましても、今後の業績の増減およびその他の理由により配当予想を修正する場合は、速やかにお知らせいたします。※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいており、リスクと不確実性を含んでいます。従いまして、今後の当社グループの事業領域を取りまく経済情勢、市場の動向、為替の変動等により、実際の業績が現状の見通しと大きく異なる可能性があることを御承知おきください。
配信元: 株探

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