中部鋼鈑、今期経常を77％上方修正、配当も16円増額

　中部鋼鈑 <5461> [名証] が11月1日大引け後(15:40)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比51.6％減の7.8億円に大きく落ち込み、従来予想の10億円を下回って着地。
　しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の30億円→53億円(前期は25.3億円)に76.7％上方修正し、増益率が18.5％増→2.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の45.1億円に急拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の21円→37円(前期は18円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.8％減の5.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.0％→5.2％に悪化した。

株探ニュース