イーグランド、今期経常を58%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も11円増額

配信元:株探
投稿:2021/10/29 15:00
 イーグランド <3294> が10月29日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.8倍の14.3億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の14.4億円→22.7億円(前期は13.3億円)に57.6%上方修正し、増益率が7.9%増→70.0%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比2.7%増の8.3億円に伸びる計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の58円→69円(前期は39円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比56.2%増の6.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.4%→12.2%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 <業績予想の修正理由>当事業年度上期におきましては、当社の販売活動は順調に推移し、販売件数の増加と販売価格の上昇により、売上高および各段階利益ともに期初の予想を大きく上回りました。下期におきましては、中古住宅の需要は根強く、当社の販売活動も概ね順調に推移することを見込んでおりますが、足元ではベトナムのロックダウン等の影響により住設機器の一部に生産の遅れが生じており、一時的には当社物件においてもリフォーム工事遅延による販売への影響が懸念されます。以上の結果、通期の売上高および各段階利益ともに期初の想定を上回る見通しとなったため、2021年5月10日に公表いたしました2022年3月期の通期業績予想を修正させていただきます。

 <配当予想修正の理由>当社は、事業規模の拡大及び経営基盤の強化のために必要な内部留保を充実させるとともに、当社事業に継続して投資して頂く株主の皆様に対して、会社業績に応じた配当を安定的かつ継続的に実施していくことを基本方針としております。この方針に基づき、当期の業績動向を総合的に判断した結果、2022年3月期の期末配当予想につきましては、直近の配当予想から1株当たり11円増配の35円とし、年間69円(期初予想47円)に修正させていただきます。※上記業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成しております。そのため、実際の業績は上記の予想とは異なる場合があります。
配信元: 株探

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