神鋼商、今期経常を12%上方修正

配信元:株探
投稿:2021/10/29 13:00
 神鋼商事 <8075> が10月29日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の45.6億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の73億円→82億円(前期は40.6億円)に12.3%上方修正し、増益率が79.5%増→2.0倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比48.5%増の36.3億円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の22.3億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.5%→1.8%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2022年3月期第2四半期連結累計期間につきましては、鉄鋼セグメント、非鉄金属セグメントを中心に業績が好調に推移し、営業利益、経常利益についても前回発表予想を上回りました。親会社株式に帰属する四半期純利益は、経常利益が当初予定より4億63百万円増加したことに加えて、保有社株式の売却に伴う投資有価証券売却益や企業買収に伴う負ののれん発生益を計上したことにより2億60百万円の特別利益が発生したことなどから、前回予想時の29億円から39億円に増加しました。2022年3月期通期の業績予想(連結・単体)につきましても、今後の業績に不確定な要素が多いものの、現時点で判断できる諸条件を見直し、2021年7月30日公表の業績予想から変更しております。なお、今回の業績予想修正を踏まえた配当予想(中間85円、期末85円)は前回の予想から変更しておりません。(注)上記の業績予想等は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後さまざまな要因により予想値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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