富士電機、今期経常を11％上方修正・3期ぶり最高益更新へ

　富士電機 <6504> が10月28日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.3倍の168億円に急拡大し、従来予想の110億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の610億円→680億円(前期は504億円)に11.5％上方修正し、増益率が21.0％増→34.9％増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比13.0％増の511億円に伸びる計算になる。

　同時に、今期の年間配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比4.3倍の109億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.5％→5.3％に大幅改善した。

株探ニュース