日本空港ビル、上期経常を赤字拡大に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/10/27 15:00
 日本空港ビルデング <9706> が10月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の175億円の赤字→243億円の赤字(前年同期は305億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
 なお、通期の経常損益は従来予想の193億円の赤字(前期は573億円の赤字)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う度重なる緊急事態宣言の発出、対象地域の拡大や期間延長等により、羽田空港の航空旅客数は、国内線で4割程度、国際線で8割程度、当初予想を下回りました。連結業績では、費用削減が進んだものの、旅客数減少に伴い施設利用料収入や商品売上高が当初予想を下回ったことなどにより、売上高及び利益において前回発表予想数値を下回る見込みとなりました。なお、通期の連結業績予想におきましても、航空旅客数は段階的に回復することが見込まれるものの、引き続き厳しい事業環境が続くことが予想されますが、現在精査中であり、11月5日に予定しております第2四半期決算発表時に改めてお知らせいたします。※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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