当面の“主戦場”は?
【注目ポイント】BB・-1σライン(≒1.04140NZドル)で下値サポートされるか否か
【見通し①】同ラインで下値サポートなら、「1.05000NZドル」付近までの戻り
【見通し②】同ライン割れなら、「1.03470NZドル」付近までの下押し
【当面の“主戦場”(コアレンジ)】「1.03470~1.05000NZドル」
今月12日および13日に直近高値となる「1.06065NZドル」を付けた後、徐々に下値を切り下げる展開となっている豪ドル/NZドル。
上図にある日足チャートの各メルクマールを見ると、1) 21日MAが右肩上がりであること、2) 遅行スパンがローソク足のやや上方にあること、3) ローソク足が青色雲(=サポート帯、先行スパン)を下抜けていること、4) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方で点灯していること、そして、5) DMI(方向性指数)で+DIと-DIが重なり合い、ADXが右肩下がりになっている(上図青色点線丸印)ことから、豪ドル/NZドル・日足チャートでは、「上昇トレンド一服」→「方向性模索」の時間帯であると判断します。
目先の注目ポイントは、BB(ボリンジャーバンド)・-1σライン(≒1.04140NZドル、上図黄色矢印)でローソク足が下値サポートされるか否か。
筆者が予想する、今後の見通しは以下の通りです。(見通し①、②)
[見通し①]
これからの時間にかけて、同ラインでローソク足が下値サポートされた場合は、「下値固め」→「一旦の反発フロー」となりそうです。当該ケースでは、「+DI>-DIの乖離拡大」も伴いながら、約1カ月間における市場参加者の平均コストを示す21日MA、ないしは心理的水準である「1.05000NZドル」(上図Ⓐ緑色線)付近までの戻りとなりそうです。
[見通し②]
一方で、ローソク足が終値ベースで同ラインを下回った場合は、「下値基準線割れ」→「もう一段の下押し」となりそうです。当該ケースでは、「-DI>+DIの乖離拡大」も伴いながら、BB・-2σラインを基準とする「1.03470NZドル」(上図Ⓑ)付近までの下押しとなりそうです。
上記見通し①および②の局所的・部分的な動きも踏まえつつ、豪ドル/NZドルの総体的な観点では、上述の通り、「方向性を模索する時間帯」であると捉えるべきでしょう。よって、当面の豪ドル/NZドルは、下値メド:上図Ⓑ、上値メド:上図Ⓐを基準とする「1.03470~1.05000NZドル」を“主戦場”(コアレンジ)にする相場付きとなりそうです。
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