究極のエコロジーを追及する
同社は熱制御技術に特化した研究開発型メーカー。
今月12日に自民党の甘利幹事長が小型モジュール原子炉の実用化に意欲を示した事で動意付いている。
またフランスではマクロン大統領も1300億円を投じて小型モジュール原子炉を複数導入していくとし、世界のクリーンエネルギーは核融合への流れを無視できないものになっている。
同社は核融合炉のブランケット材となる液体リチウムを手掛け、「ダイバータ」と呼ばれる、核融合反応時に生じる不純物を排気しプラズマ(超高温)状態を保持する機器の組み立てを担い、
日本の実験施設でも磁気センサーの設置に協力したことから注目が集まる。
原子力発電と比較し、核融合発電は文字通り核融合でエネルギーを生み出す。ウランやプルトニウム使う原子力発電所(原発)に対し、核融合発電ではトリチウムという三重水素を使い、
原子力発電のようにウランやプルトニウムといった高レベル放射性廃棄物を生み出す放射性物質を燃料としない。
核融合の燃料は水素で、副産物として生成されるのはヘリウムだ。つまり究極のエコロジーはココにあるといえよう。
核融合で動意付いている日本製鋼所や三菱重工も魅力だが、同社の圧倒的な魅力は時価総額の小ささにある。
2015年2018年の上値を抜ければ最早真空状態。大相場を予感させる初動に注目だ。
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