パーク24、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で42%の赤字

配信元:株探
投稿:2021/10/15 16:30
 パーク24 <4666> が10月15日大引け後(16:30)に業績修正を発表。21年10月期の連結最終損益を従来予想の95億円の赤字→130億円の赤字(前期は466億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を41.7%毀損する規模となった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結最終損益も従来予想の5.4億円の赤字→40.4億円の赤字(前年同期は440億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当下半期の連結業績予想につきましては、第3四半期は国内外ともに限定的な回復となる一方で、ワクチン接種が進行する等の外部環境の改善を反映し、第4四半期においては一定程度の回復を見込んでおりました。しかしながら、国内においては、2021年4月、7月と2度の緊急事態宣言が発令され、その期間は2~3か月間と長く、駐車場およびモビリティサービスの稼働に甚大な影響を受けました。また、海外においては、英国は7月にロックダウンが解除されたことにより緩やかに改善しておりますが、豪州は現在も州やエリアごとに移動・行動制限やロックダウンが散発的に発令されていることから、駐車場の稼働は低調な推移となっております。以上を踏まえ、当社グループを取り巻く経営環境は引き続き予測が困難な状況ではありますが、現時点で入手可能な情報や予測に基づき業績への影響を算定いたしました結果、上記の通り業績予想を行いました。今後の業績動向を踏まえ、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示することといたします。
配信元: 株探

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