高砂熱、上期経常を一転22%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/10/15 15:30
 高砂熱学工業 <1969> が10月15日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の46億円→29億円(前年同期は37.3億円)に37.0%下方修正し、一転して22.3%減益見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の150億円(前期は139億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  連結業績予想につきましては、主に海外子会社において新型コロナウイルス感染症の影響 拡大が、業績予想公表時点に想定していた影響よりも大きく生じました。大型工事における工事進捗の遅れが生じたことに加え、各国での移動制限に伴う労務費の高騰により利益が減少しました。  さらに、資機材の高騰等によるマイナス影響もあり、前回発表予想を下回る見込みとなります。 また、個別業績予想につきまして、一部工事における進捗の遅れ等により、売上高の減少に伴い営業利益が前回発表予想を下回る見込みとなりました。 なお、受注高につきましては、主に個別において、コロナ影響による設備投資の抑制から持ち直しの動きが見られ、中小型工事の受注が前回発表予想以上に堅調に推移いたしました。 通期業績予想につきましては、注力中の産業系案件が下期より業績に寄与し始めると共に、大型案件の採算性が向上していること等により、連結・個別業績ともに2021年5月14日の公表数値から変更ございません。 (参考)・前回発表予想連結受注高(A):136,000百万円⇒今回修正予想連結受注高(B):153,000百万円 (増減額B-A):17,000百万円、増減率 12.5%、(参考)前期第2四半期実績:138,090百万円・前回発表予想個別受注高(A): 98,800百万円⇒今回修正予想個別受注高(B):115,700百万円 (増減額B-A):16,900百万円、増減率 17.1%、(参考)前期第2四半期実績:105,465百万円  
配信元: 株探

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