アルインコは小安い、原材料価格上昇など響き上期見通し下方修正も通期は据え置き

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/10/06 11:10
 アルインコ<5933.T>は小安い。5日の取引終了後、22年3月期上期(3月21日~9月20日)業績予想の下方修正を発表。売上高を272億9000万円から267億4000万円(同6.1%増)へ、営業利益を14億円から9億1000万円(前年同期比6.7%減)へ引き下げたものの、通期予想は据え置いたことから大きく売り込む動きとはなっていないようだ。

 上期は、原材料価格の上昇をはじめ、為替相場が想定より円安水準で推移したことや海外仕入れに伴う運送コストの上昇などが響いた。通期見通しについては、下半期に大手建設会社での採用が決定した「アルバトロス」の販売が業績に寄与するほか、値上げによる利益率の改善などが見込まれることから従来予想を据え置いた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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