中本パックス、上期経常を74％上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額

　中本パックス <7811> が9月29日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の8.7億円→15.3億円(前年同期は8億円)に74.5％上方修正し、増益率が8.7％増→89.6％増に拡大し、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の19億円→25億円(前期は17.5億円)に31.6％上方修正し、増益率が8.6％増→42.9％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年２月期第２四半期(累計)につきましては、売上高が当初予想を上回る見込みであり、生産効率向上による原価低減効果のほか、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による営業活動の自粛などにより経費が圧縮され、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益も予想を上回る見通しです。　なお、廊坊中本包装有限公司から滄州中本華翔新型材料有限公司への生産設備移設に伴う従業員の異動により、経済補償金約122百万円を第２四半期で見積り計上する予定です。　これに伴い、2022年２月期通期の業績予想につきましても、あわせて上方修正いたします。新型コロナウイルス感染症の影響については、徐々に行動制限が緩和されていくと見込んでおりますが、感染が拡大した場合には業績が変動する可能性があります。　引き続き業績動向を注視し、今後、業績予想を修正する必要が生じた場合には速やかにお知らせいたします。※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、今後様々な要因により異なる結果となる場合があります。