8月の世界金ETF残高が再び減少に
昨日WGCから発表された世界の金ETF残高は8月月間で-22.4トン(-13億米ドル、-0.6%)の減少となりました。ドルが一時的に上昇し、国債利回りの上昇が投資フローを圧迫したため、金価格は8月初旬に逆風に直面し、売り優勢となりました。金価格は月の後半に回復しましたが、世界の保有量が5月2日以来の最低レベルである3,611トン(211億米ドル)に減少しました。米国の大規模な資金が主な流出源でした。ただ、英国とドイツの大規模なファンドが最大の流入を記録しました。+9.6トン(5億5000万米ドル、0.6%)の流入が見られたヨーロッパのファンドとは対照的に、北米のファンドは、-32.2トン(-18億米ドル、-1.7%)の減少となりました。うちSPDRGoldシェアーズ金ETFは-31.2トンの減少。直近の9/9残高は998.17トンと1000トンの大台を割れてきており資金流出に歯止めがかかりません。NY金価格は8月上旬に売り込まれた後、戻りを入れましたが、また売られそうな感じです。
金関連は、売り方針。
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