NY株式市場(1日)FRBによる早期テーパリング開始観測は高まらずか⁈ーISM製造業景況感指数に注目
1日のニューヨーク株式市場でダウ平均は強含みで取引が始まりそうだ。
取引開始前に発表された8月のADP雇用統計は、+37.4万人と市場予想(62.5万人)を大きく下回る内容となった。この結果、これまでのところFRBによる早期のテーパリング(量的緩和の縮小)開始観測は高まっていないことから、ダウ平均は寄り付きで買いが先行しそうだ。まずは前日の日中安値(3万5449ドル)が上値のメドとして意識されそう。一方で目先的な下値は、20日移動平均線や25日移動平均線が走っている3万5200ドル台前半となりそうだ。
取引時間中には注目されている8月のISM製造業景況感指数(市場予想:58.5)が日本時間午後23時に発表されることから、ダウ平均は朝方の売買が一巡した後は早々にもみ合う展開となった後は、ISM製造業景況感指数の結果次第で相場の方向性が決定付けられそうだ。
ただ、週末に控えた雇用統計の内容を見極めたいとの姿勢は高まりやすい相場環境にあることから、積極的に買い上がる動きは限定的になりそうな一日となる。
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