ダウ平均は下げ幅拡大 午後にFOMC議事録が公表=米国株後半
NY株式18日(NY時間15:45)
ダウ平均 35126.57(-216.71 -0.61%)
ナスダック 14602.80(-53.38 -0.36%)
CME日経平均先物 27485(大証終比:-115 -0.42%)
NY時間の終盤に入ってダウ平均は下げ幅を広げる動きが見られている。午後になってFOMC議事録が公表されたが、最近のインフレ上昇は一時的との見解を示す一方、一部は資産購入ペース縮小の年内開始を主張。ただ、中には慎重な意見も垣間見られた。議事録を受けてダウ平均も上下動したものの、次第に売りが強くなり、次第に売りが強くなりダウ平均は下げ幅を拡大。
議事録は期待ほどタカ派ではなかった印象だが、年内の資産購入ペース縮小の可能性は十分にあることは示唆されており、株式市場も利益確定売りのきっかけとした可能性もありそだ。原油が下げ幅を拡大したこともエネルギー中心に重石となった。
FOMC議事録以外には特段の手掛かり材料もなかった中、ホームセンター大手のロウズ<LOW>の上昇が目立った。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、通期の見通しを上方修正した。前日は同業のホームデポ<HD>の決算から悲観的な内容も見込まれ、前日のロウズ株は連れ安となっていた。その分、ハードルが下がっていたとの声も聞かれた。
エネルギーや銀行、産業株が下落し、IT・ハイテク、薬品株も売られている。
なお、バイデン政権はデルタ株が全米に広がる中、ワクチン接種を受けたすべての成人に3回目のブースターの提供を開始すると発表。以前は免疫系が弱っている人に限定されていたが、プログラムの大幅な拡張となる。
ダウ採用銘柄は27銘柄が下落。シェブロン、アップル、IBMが下落しているほか、アムジェン、キャタピラーも下げている。一方、セールスフォースが上昇。特段の材料は見当たらなかったが、来週25日に5-7月期の決算発表が予定されており、それへの期待感も出ているようだ。
ナスダックは終盤に下げ幅を広げる動き。テスラ<TSLA>は上昇しているものの、アマゾン<AMZN>やアップル<AAPL>、AMD<AMD>、エヌビディア<NVDA>など主力株は概ね下落。
なお、引け後の決算はシスコシステムズ<CSCO>、エヌビディア<NVDA>、ロビンフッド<HOOD>が予定されている。
ディスカウントストアのターゲット<TGT>が下落。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、売上高の伸び鈍化が確認され、パンデミックによる消費者需要の高まりが鈍化している可能性を示唆した。
医療用大麻のティルレイ<TLRY>が上昇。同社は同業のメッドメンの担保付シニア転換社債の過半を取得したが、これについてアナリストからは、同社の米国市場への参入に楽観的になったとのコメントが出ていた。
半導体やLEDなど電子部品のクリー<CREE>が下落。4-6月期決算(第4四半期)を発表しており、粗利益率が予想を下回ったことを嫌気。また、第1四半期の売上高見通しも予想に届かなかった。
CMEグループ<CME>がCBOEグローバルマーケッツ<CBOE>(シカゴ・オプション取引所)に買収提案と伝わった。ただ、CMEはその報道を否定。CBOEは一時139ドル付近まで上昇していたが、急速に伸び悩んだ。
ロウズ<LOW> 201.01(+18.75 +10.29%)
ターゲット<TGT> 249.62(-5.03 -1.98%)
ティルレイ<TLRY> 13.37(+0.25 +1.90%)
クリー<CREE> 79.05(-7.20 -8.35%)
CMEグループ<CME> 198.48(-6.91 -3.36%)
CBOEグローバル<CBOE> 124.61(+0.50 +0.40%)
アルファベット(C)<GOOG> 2751.02(+5.01 +0.18%)
フェイスブック<FB> 357.11(-1.34 -0.37%)
ネットフリックス<NFLX> 523.29(+4.38 +0.84%)
テスラ<TSLA> 692.19(+26.48 +3.98%)
アマゾン<AMZN> 3218.14(-23.82 -0.73%)
エヌビディア<NVDA> 191.88(-2.70 -1.39%)
AMD<AMD> 104.27(-3.29 -3.06%)
ツイッター<TWTR> 62.50(-0.38 -0.60%)
ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス<UNH> 418.56(-3.22 -0.76%)
メルク<MRK> 77.99(-0.85 -1.07%)
マクドナルド<MCD> 238.87(-1.41 -0.59%)
マイクロソフト<MSFT> 292.43(-0.09 -0.03%)
ホームデポ<HD> 323.20(+2.45 +0.76%)
ボーイング<BA> 220.33(-1.89 -0.85%)
ベライゾン<VZ> 55.67(-0.51 -0.91%)
ビザ<V> 232.98(-1.55 -0.66%)
ハネウェル<HON> 229.36(-2.10 -0.91%)
ナイキ<NKE> 169.52(-1.14 -0.67%)
トラベラーズ<TRV> 159.50(+0.60 +0.38%)
ディズニー<DIS> 175.44(-0.39 -0.22%)
ダウ・インク<DOW> 62.04(-0.27 -0.43%)
セールスフォース<CRM> 252.41(+5.42 +2.19%)
シスコシステムズ<CSCO> 55.39(-0.63 -1.12%)
シェブロン<CVX> 97.26(-2.13 -2.11%)
コカ・コーラ<KO> 56.60(-0.69 -1.20%)
ゴールドマン<GS> 401.70(-3.27 -0.81%)
キャタピラー<CAT> 210.79(-2.65 -1.24%)
ウォルマート<WMT> 149.60(-1.11 -0.73%)
ウォルグリーン<WBA> 49.21(+0.07 +0.14%)
インテル<INTC> 52.54(-0.16 -0.29%)
アメックス<AXP> 163.19(-1.46 -0.89%)
アムジェン<AMGN> 228.09(-3.12 -1.35%)
アップル<AAPL> 147.04(-3.16 -2.10%)
P&G<PG> 143.67(-1.21 -0.84%)
JPモルガン<JPM> 156.50(-0.51 -0.32%)
J&J<JNJ> 178.20(-1.27 -0.71%)
IBM<IBM> 140.09(-2.34 -1.64%)
3M<MMM> 197.10(-2.45 -1.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ダウ平均 35126.57(-216.71 -0.61%)
ナスダック 14602.80(-53.38 -0.36%)
CME日経平均先物 27485(大証終比:-115 -0.42%)
NY時間の終盤に入ってダウ平均は下げ幅を広げる動きが見られている。午後になってFOMC議事録が公表されたが、最近のインフレ上昇は一時的との見解を示す一方、一部は資産購入ペース縮小の年内開始を主張。ただ、中には慎重な意見も垣間見られた。議事録を受けてダウ平均も上下動したものの、次第に売りが強くなり、次第に売りが強くなりダウ平均は下げ幅を拡大。
議事録は期待ほどタカ派ではなかった印象だが、年内の資産購入ペース縮小の可能性は十分にあることは示唆されており、株式市場も利益確定売りのきっかけとした可能性もありそだ。原油が下げ幅を拡大したこともエネルギー中心に重石となった。
FOMC議事録以外には特段の手掛かり材料もなかった中、ホームセンター大手のロウズ<LOW>の上昇が目立った。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、通期の見通しを上方修正した。前日は同業のホームデポ<HD>の決算から悲観的な内容も見込まれ、前日のロウズ株は連れ安となっていた。その分、ハードルが下がっていたとの声も聞かれた。
エネルギーや銀行、産業株が下落し、IT・ハイテク、薬品株も売られている。
なお、バイデン政権はデルタ株が全米に広がる中、ワクチン接種を受けたすべての成人に3回目のブースターの提供を開始すると発表。以前は免疫系が弱っている人に限定されていたが、プログラムの大幅な拡張となる。
ダウ採用銘柄は27銘柄が下落。シェブロン、アップル、IBMが下落しているほか、アムジェン、キャタピラーも下げている。一方、セールスフォースが上昇。特段の材料は見当たらなかったが、来週25日に5-7月期の決算発表が予定されており、それへの期待感も出ているようだ。
ナスダックは終盤に下げ幅を広げる動き。テスラ<TSLA>は上昇しているものの、アマゾン<AMZN>やアップル<AAPL>、AMD<AMD>、エヌビディア<NVDA>など主力株は概ね下落。
なお、引け後の決算はシスコシステムズ<CSCO>、エヌビディア<NVDA>、ロビンフッド<HOOD>が予定されている。
ディスカウントストアのターゲット<TGT>が下落。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、売上高の伸び鈍化が確認され、パンデミックによる消費者需要の高まりが鈍化している可能性を示唆した。
医療用大麻のティルレイ<TLRY>が上昇。同社は同業のメッドメンの担保付シニア転換社債の過半を取得したが、これについてアナリストからは、同社の米国市場への参入に楽観的になったとのコメントが出ていた。
半導体やLEDなど電子部品のクリー<CREE>が下落。4-6月期決算(第4四半期)を発表しており、粗利益率が予想を下回ったことを嫌気。また、第1四半期の売上高見通しも予想に届かなかった。
CMEグループ<CME>がCBOEグローバルマーケッツ<CBOE>(シカゴ・オプション取引所)に買収提案と伝わった。ただ、CMEはその報道を否定。CBOEは一時139ドル付近まで上昇していたが、急速に伸び悩んだ。
ロウズ<LOW> 201.01(+18.75 +10.29%)
ターゲット<TGT> 249.62(-5.03 -1.98%)
ティルレイ<TLRY> 13.37(+0.25 +1.90%)
クリー<CREE> 79.05(-7.20 -8.35%)
CMEグループ<CME> 198.48(-6.91 -3.36%)
CBOEグローバル<CBOE> 124.61(+0.50 +0.40%)
アルファベット(C)<GOOG> 2751.02(+5.01 +0.18%)
フェイスブック<FB> 357.11(-1.34 -0.37%)
ネットフリックス<NFLX> 523.29(+4.38 +0.84%)
テスラ<TSLA> 692.19(+26.48 +3.98%)
アマゾン<AMZN> 3218.14(-23.82 -0.73%)
エヌビディア<NVDA> 191.88(-2.70 -1.39%)
AMD<AMD> 104.27(-3.29 -3.06%)
ツイッター<TWTR> 62.50(-0.38 -0.60%)
ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス<UNH> 418.56(-3.22 -0.76%)
メルク<MRK> 77.99(-0.85 -1.07%)
マクドナルド<MCD> 238.87(-1.41 -0.59%)
マイクロソフト<MSFT> 292.43(-0.09 -0.03%)
ホームデポ<HD> 323.20(+2.45 +0.76%)
ボーイング<BA> 220.33(-1.89 -0.85%)
ベライゾン<VZ> 55.67(-0.51 -0.91%)
ビザ<V> 232.98(-1.55 -0.66%)
ハネウェル<HON> 229.36(-2.10 -0.91%)
ナイキ<NKE> 169.52(-1.14 -0.67%)
トラベラーズ<TRV> 159.50(+0.60 +0.38%)
ディズニー<DIS> 175.44(-0.39 -0.22%)
ダウ・インク<DOW> 62.04(-0.27 -0.43%)
セールスフォース<CRM> 252.41(+5.42 +2.19%)
シスコシステムズ<CSCO> 55.39(-0.63 -1.12%)
シェブロン<CVX> 97.26(-2.13 -2.11%)
コカ・コーラ<KO> 56.60(-0.69 -1.20%)
ゴールドマン<GS> 401.70(-3.27 -0.81%)
キャタピラー<CAT> 210.79(-2.65 -1.24%)
ウォルマート<WMT> 149.60(-1.11 -0.73%)
ウォルグリーン<WBA> 49.21(+0.07 +0.14%)
インテル<INTC> 52.54(-0.16 -0.29%)
アメックス<AXP> 163.19(-1.46 -0.89%)
アムジェン<AMGN> 228.09(-3.12 -1.35%)
アップル<AAPL> 147.04(-3.16 -2.10%)
P&G<PG> 143.67(-1.21 -0.84%)
JPモルガン<JPM> 156.50(-0.51 -0.32%)
J&J<JNJ> 178.20(-1.27 -0.71%)
IBM<IBM> 140.09(-2.34 -1.64%)
3M<MMM> 197.10(-2.45 -1.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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