NY株式市場(13日)輸入物価指数は市場予想を下回るー欧州株高は下支え要因か
13日のニューヨーク株式市場でダウ平均は底堅い取引スタートとなりそうだ。
取引開始前に発表された7月の輸入物価指数は前月比で+0.3%と市場予想(+0.6%)を下回ったことから、前日に続いて過度なインフレ懸念は高まらなそうだ。朝方のインフレ指標を受けた米国10年債利回りの低下や欧州株高も下支え要因として意識されよう。
ダウ平均は、寄り付きで前日に付けた取引時間中の過去最高値(3万5510ドル)を試す局面が見られそうだ。
取引時間中では、日本時間午後11時に発表される8月のミシガン大学消費者信頼感指数(予想:81.2)で、消費マインドの落ち着きを確認したところだろう。
ただ、ダウ平均は、連日で過去最高値を更新しているほか、週末要因も重なって積極的に買い上げにくいことから、相場の上値は限定的となりそうな一日となる。
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