ウィズメタク、今期経常を一転3倍増益に上方修正、配当も60円増額

　西本Ｗｉｓｍｅｔｔａｃホールディングス <9260> が8月12日大引け後(18:00)に決算を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は33.3億円の黒字(前年同期は15.1億円の赤字)に浮上し、従来予想の4.5億円の黒字を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の17億円→51億円(前期は17.1億円)に3.0倍上方修正し、一転して3.0倍増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比45.2％減の17.6億円に落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→80円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常損益は21.6億円の黒字(前年同期は12.4億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.3％→3.9％に急改善した。

株探ニュース