国際紙パルプがカイ気配、22年3月期業績見通しと配当予想を増額修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/08/12 09:08
国際紙パルプがカイ気配、22年3月期業績見通しと配当予想を増額修正  国際紙パルプ商事<9274.T>がカイ気配スタート。11日の取引終了後、22年3月期の連結経常損益を従来予想の34億円の黒字から50億円の黒字(前期は120億4100万円の赤字)へ上方修正すると発表。従来の4期ぶりの最高益予想を更に上乗せしたことが好材料視されている。

 同時に発表した第1四半期の同損益は17億9700万円の黒字(前年同期は25億1500万円の赤字)だった。昨年7月に取得した仏紙製品卸大手アンタリスの買収効果が収益拡大に大きく貢献した。また、前期に大幅な貸倒引当金を計上した中国事業で事業の再構築が着実に進み、販売数量が大幅に回復したほか、パルプ価格の高騰も追い風となった。好調な業績を踏まえ、今期の年間配当を従来計画の10円から12円(前期は10円)に増額修正しており、これも好感されている。

出所:MINKABU PRESS
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