兼房、今期経常を2.4倍上方修正、配当も9円増額

配信元:株探
投稿:2021/08/06 13:40
 兼房 <5984> [東証2] が8月6日後場(13:40)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は3.9億円の黒字(前年同期は2億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の7.1億円→16.8億円(前期は6.2億円)に2.4倍上方修正し、増益率が13.2%増→2.7倍に拡大する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の2.1億円の黒字→8.6億円の黒字(前年同期は2.4億円の赤字)に4.1倍上方修正した。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の15円→24円(前期は12円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-2.5%→8.8%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当第2四半期累計期間の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大リスクは依然存在しているものの、国内、海外ともに売上が当初予想を上回る見込みです。利益面につきましても、増収による売上原価率の改善などから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに当初予定を上回る見込みです。 通期の連結業績予想につきましては、当第2四半期累計期間の連結業績予想の修正に加え、今後の見込みを勘案して、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも上方修正いたします。 なお、通期業績予想の前提となる為替レートは、1米ドル=110円、1ユーロ=131円を想定しています。(注)業績予想につきましては、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。

  当社は安定的かつ継続的な配当を基本方針として、年間配当金15円を下限とし、連結配当性向30%をめどに業績に応じた配当を実施することとしております。 通期の連結業績予想につきましては、「業績予想の修正について」に記載のとおり、2021年5月12日発表時の通期業績予想よりも上回る見通しとなりましたので、2022年3月期の期末配当金予想を当初の7円50銭から16円50銭(年間配当24円)に修正させて頂きます。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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