アルテHD、上期経常を一転5倍増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2021/07/30 15:00
 アルテ サロン ホールディングス <2406> [JQ] が7月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の3500万円→2億4000万円(前年同期は4800万円)に6.9倍上方修正し、一転して5.0倍増益見通しとなった。
 なお、通期の連結経常利益は従来予想の4億円(前期は3億0300万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)連結業績予想売上高につきましては、当初、本年春頃までコロナ禍の影響が出るものと想定しておりましたが、来店促進施策や単価アップ施策によりチェーン売上高はコロナ禍前の水準まで回復いたしました。加えて、グループ全社で取り組んでおりますデジタル・スマート化による店舗オペレーションの効率化や生産性向上が進んだことで人件費を中心とした店舗運営費用の削減やコスト削減により、営業利益は前回予想を上回る見込みとなりました。加えて、雇用調整助成金等があったことから経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても前回予想を上回る見込みとなりました。なお、通期連結業績予想につきましては、本年7月からの首都圏を中心としたコロナ第5波感染拡大により、業績への影響はまだまだ予断を許さない状況が続いています。 特に第3四半期まではコロナ影響は依然として大きく、それ以降も年度内は影響が残るものと予想しております。従いまして、2021年2月9日に公表いたしました2021年12月期の連結業績予想を変更しておりません。今後、修正の際は、速やかにお知らせさせていただきます。(2)個別業績予想売上高につきましては、従前より当社とグループ会社間で実施していた事務委託に関する処理を2021年3月以降、変更したことより売上高は減少いたしました。一方、損益には影響がないことから経常利益はほぼ計画通りとなりました。四半期純利益につきましては、店舗改装等の時期ずれなどから特別損失の発生が無かったことにより、前回予想を上回る見込となりました。なお、通期個別業績予想につきましては、売上高では、引き続き、当社とグループ会社間の事務委託に関する処理を変更したことより売上高は減少いたしますが、損益には影響がないこと、加えて、時期ずれでの店舗改装等を予定していることから、経常利益、当期純利益については、2021年2月9日に公表いたしました2021年12月期の個別業績予想を変更しておりません。
配信元: 株探

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