高砂鉄、非開示だった今期経常は3.9倍増益へ

　高砂鐵工 <5458> [東証２] が7月30日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1億5000万円の黒字(前年同期は8300万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比3.9倍の4億3000万円に拡大する見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常損益が2億3000万円の黒字(前年同期は1億3200万円の赤字)に浮上する見通しを示した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-4.5％→5.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　これまで未定としておりました2022年３月期第２四半期及び2022年３月期の業績予想につきまして、今般予想値を得ましたのでお知らせいたします。主要ユーザーである自動車部品向けにおいて、新型コロナウイルス感染拡大の影響により低迷していた受注数量が昨年度下期より回復し、その後も回復基調が継続しております。第２四半期以降も継続すると想定しており、経常利益は第２四半期230百万円、通期430百万円となる見通しです。引き続き市場開拓による売上の拡大及びコスト低減等の収益改善策に取り組んでまいります。（業績予想に関する留意事項）本資料における予想は発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の事業環境の変化により実際の業績が異なる可能性があります。