◆ “押さえ込み”が目立ったが… - 110円前半
ダウ先物や香港株の下落を背景に、週明け東京タイムは“上値の押さえ込み”からスタートしました。
この影響にて“110.117円”へと値を落としたドル円でしたが、そこから崩れることはありませんでした。
欧州タイム以降は“欧州通貨買い→ドル売り”も目立ちましたが、並行して“リスク選好
→円売り”が台頭したからです。
NYタイムには“3ヶ月連続マイナス(67.6万件:前月比6.6%減)”となった米新築住宅販売件数も発表されましたが、材料視されることはなく、“110円前半”で膠着して昨日の取引を終えています。
◆ 基本は“膠着”、ただ…?
本日も「FOMC待ち」が想定されますので、基本路線は“膠着(動きづらい)”と見られます。
ただ「景気回復が最優先」とのスタンスをFRBは崩していませんので、テーパリング(緩和縮小)に関しては『議論はすれど、期日は定まらず』と見るのが自然です。
そうなると株式では“リスク選好→円売り”が、債券では“利回り低下→ドル売り”が想定されますが、一方で“1.12%(20日)”を経た後者には「下げ一服観測」が台頭しています。
そう考えると“利回り低下→ドル売り”がマーケットを揺るがすかは、意外と未知数…。
こうした思惑が先んじて入ってくるようなことがあるとか…?
“110.00円”にはまとまった規模のドル買いが、“110.60-90円”には万遍なくドル売りが設定されていると聞き及ぶオーダー状況を踏まえれば、基本路線はやはり“膠着(動きづらい)”となります。
ただほんの少しだけ、頭の片隅には残しておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:110.971(7/6高値、大台)
上値4:110.895(+1σ)
上値3:110.815(7/7高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:110.696(7/14高値、7/2~7/19の61.8%戻し、4/23~7/2-7/19の38.2%返し)
上値1:110.589(7/23-26高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:110.376(日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線、週足・一目均衡表転換線)
下値1:110.086(7/23-26安値、50日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値2:110.016(7/22安値、7/19~7/23の38.2%押し、大台)
下値3:109.874(日足・一目均衡表先行スパン上限、-1σ、ピボット2ndサポート)
下値4:109.798(7/21安値、7/19~7/23の50%押し、日足・一目均衡表転換線、月足・一目均衡表先行スパン下限)
下値5:109.643(7/19~7/26の61.8%押し、20週移動平均線、ピボットローブレイクアウト)
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