ゼネラルパ、今期経常を一転17％増益に上方修正・最高益、配当も10円増額

　ゼネラルパッカー <6267> [ＪＱ] が7月9日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。21年7月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→9.8億円(前期は8.3億円)に30.7％上方修正し、一転して16.8％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.3億円→4.6億円(前年同期は3.3億円)に98.7％増額し、一転して37.4％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→70円(前期は60円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回の予想発表時点においては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う顧客への設備据付作業の延期等により売上計上時期が不透明な案件がありましたが、次期への売上計上時期のずれこみが想定よりも抑えられる見込みとなったことから、2021年7月期通期の売上高は当初計画数値を上回り4期連続の増収を見込んでおります。　利益につきましても、グループ全体で販売費を中心に経費が抑制されたこと及び包装機械事業において売上総利益率が改善したこと等により、前回発表予想を上回る見込みであります。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも過去最高益を達成できる見通しです。

　　当社は、2021年12月をもちまして創業60周年を迎えることになります。これもひとえに株主の皆様をはじめ、関係各位のご支援の賜物と心から感謝申し上げます。　つきましては、創業60周年を記念し株主の皆様に感謝の意を表するため、期末配当予想を1株当たり普通配当35円に記念配当10円を加え、計45円に増額することといたしました。すでに実施している中間配当金1株当たり25円と合わせまして、年間配当予想は1株当たり70円となります。　なお、本件につきましては、2021年10月開催予定の当社第60期定時株主総会に付議する予定であります。