NY株式市場(8日)ダウ平均は3万4100ドル割れを試すか⁈ー新規失業保険申請件数は市場予想を上回る
8日のニューヨーク株式市場でダウ平均は急反落して取引が始まりそうです。
ニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスのデルタ株による感染拡大への警戒感から世界景気の先行き不安が高まっています。すでにヨーロッパ株式市場からリスクオフの展開となっており、質への逃避から米国10年債利回りは、一時1.25%付近まで急低下する動きが見られています。ダウ平均は、寄り付きで3万4100ドル割れを試す局面が見られそうだ。
取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は、37.3万件と市場予想(35.0万件)を上回ったことも株価の下落に拍車を掛ける要因として意識されそうだ。
ダウ平均は直近で過去最高値を更新した反動も加わって下押し圧力が強まりそうなことから、ますは下げ止まりを確認するまで新規トレードは見送らざるを得ない相場環境となりそうな1日となる。
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