住江織、前期経常を41％上方修正

　住江織物 <3501> が7月6日午前(11:00)に業績修正を発表。21年5月期の連結経常利益を従来予想の8.6億円→12.1億円(前の期は13.2億円)に40.7％上方修正し、減益率が35.0％減→8.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.6億円→12.1億円(前年同期は1.9億円)に40.5％増額し、増益率が4.5倍→6.3倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　3・差異の理由　売上高につきましては、新型コロナウイルスの影響による国内および世界的な経済鈍化の影響を受け、インテリア事業、産業資材事業、機能資材事業の各事業部門において売上高が減少したことで、前期実績を下回る見込みです。営業利益および経常利益につきましては、経費削減により費用が減少したことで前期実績を上回る見込みです。当期純利益につきましては、上記の関係会社株式評価損の計上により前期実績を下回る見込みです。4.通期業績に与える影響上記の関係会社株式評価損は、連結決算においては消去されるため、通期における連結業績への影響はありません。