象印、上期経常が54％増益で着地・3-5月期は黒字浮上

　象印マホービン <7965> が6月28日大引け後(15:30)に決算を発表。21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比54.0％増の47.8億円に拡大し、通期計画の67億円に対する進捗率は71.4％となり、5年平均の70.9％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益は前年同期比26.9％減の19.1億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(2Q)の連結経常損益は11.9億円の黒字(前年同期は400万円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の1.9％→6.7％に大幅改善した。

株探ニュース