<4348> インフォコム
四季報より 業種:情報・通信業。
【特色】業界首位級の電子コミックとシステム開発が柱、医療・介護関連や管理ソフト強化、帝人子会社
【連続最高益】病院向けシステム中心にITサービス回復。収益柱の電子コミックは海賊サイト影響覚悟も、本社移転費、AI等研究費増こなし営業益好伸。連続最高純益。会社計画やや保守的。配当性向30%メド。
【クラウド】継続利用収入を増やすためクラウド経由で提供するソフトサービスを増強。代理店を増やし、インドネシアなど東南アジアでの病院システム販売網を整備。
医療向けITは、放射線部門軸に電子コミックは巣篭もり需要で急伸。最高純益連続更新中。
2021年4月27日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+1.7%の110.00億円、経常利益+0.6%の110.00億円と連続の増収・増益の見通し。
2019年4月19日の1647円を安値に反発となって、8月14日に2928円まで上昇し、11月6日の2220円まで押し目を入れ、その後、コロナ相場に巻き込まれるものの、この中で2020年2月5日の3210円まで逆行高(医療向けIT会社)となるものの、コロナ相場の急落局面ではつれ安となって3月19日に1588円まで下げて底打ちとなりました。ここから短期上昇トレンド(A)となって、10月15日には4455円と短期で2.8倍化し、ここから短期下降トレンド(B)となって、3月9日に2577円まで下げ、もみあって5月31日の2525円を2点底に6月8日に3245円まで上昇し、現在、押し目となっています。
<5202> 日本板硝子
四季報より 業種:ガラス・土石製品。
【特色】住友系のガラス専業。建築・自動車用が9割。英ピルキントン買収で世界展開、欧州比率大
【純益浮上】新窯稼働も加わり太陽光発電パネル続伸。建築用、自動車用ともに需要回復を享受。構造改善費用一巡の一方、事業譲渡益。人員削減など効き、金融費用まだ負担だが3期ぶり純益浮上。無配継続。
【課 題】拠点統廃合など一層の固定費削減による効率改善が課題。運転資本改善進め23年度にフリーCF100億円以上目指す。自己資本比率の2桁復帰は23年度以降。
2021年5月13日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+68.4%の220.00億円、経常利益+187.4%の150.00億円と増収・増益の見通し。
2018年10月10日の1295円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年8月26日の585円で当面の底打ちとなって反発するものの、12月20日の760円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれました。ここから2020年の3月にかけて急落し、3月23日の282円、4月6日の257円と2点底をつくってもみあいとなり、6月8日に497円まで反発して、8月3日に340円まで押し目を入れ、ゆるやかな上昇トレンド(B)に転換しました。この上昇トレンド(B)の中で11月30日の401円を安値に角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行し、この中で2021年2月8日に613円の高値をつけて2月26日の537円を安値にもみ合いが続き、4月1日の554円を安値に5月10日に785円まで上昇しいったん調整となっています。
2020年3月期、2021年3月期と連続の赤字ですが、2022年は利益は反発。2期連続の赤字は織り込み済み。
<5358> イソライト工業
四季報より 業種:ガラス・土石製品。
【特色】セラミックファイバー大手。アジアで生産拡大。建材を育成。品川リフラクトリーズの傘下
【底打ち】セラミックファイバーは半導体向け好調持続で自動車向けも回復見込み。超高温用途のアルミナファイバーも子会社合併のシナジー効果顕在化。減価償却費などコスト負担増吸収し増益転換。連続増配。
【中 計】24年3月期売上185億円、経常益35億円目標、強み持つ生体溶解性製品への需要シフト、新規分野拡大を想定。電子部品や燃料電池向け機能性製品拡販推進。
2021年5月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+11.6%の24.00億円、経常利益+6.3%の25.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2018年2月2日の1447円を高値とする下降トレンド(A)を形成していました。この中で2018年12月25日の410円、2019年8月29日の405円を2点底にして反発し、12月10日に724円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ、その後の急落局面につれ安し、2020年4月3日の394円で底打ちとなりました。ここから6月10日の539円まで反発し、7月2日の397円まで押し目を入れて、三角保ち合い(B)となりました。この三角保ち合い(B)が煮詰まった11月20日の431円を安値に上放れとなって、短期の上昇トレンド(C)を形成し、2021年の3月22日の707円、4月6日の733円と2点天井となって、いったん調整入りとなっています。すぐに上昇したのは2021年3月期の決算で2022年3月への期待が膨らんだためでした。結果的に増収、増益となり、PER9倍台、PBR1倍台で、配当利回りも3.3%台となりました。そのため4月6日には733円まで上昇しましたが、目先材料出尽くしとなって600円水準を下値にもみあっています。
<4975> JCU
四季報より 業種:化学。
【特色】メッキ薬品大手で自動車、電子部品向けに強み。荏原、エンソンからMBO。海外展開を強化中
【最高益】装置は自動車部品向けが低調。が、薬品は電子分野の主力プリント基板用がスマホ向けに加え、基地局アンテナ等5G対応デバイス向け拡大。輸送費等販管費増、償却増こなす。最高純益。12期連続増配。
【中 計】23年度売上高265億円、営業利益85億円目標。ビアフィリング向けやプラスチック用メッキ処理薬品等コア事業強化。新潟工場30年度までにCO2実質ゼロ。
2021年5月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+10.3%の75.00億円、経常利益+9.1%の75.50億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2019年1月4日の1300円を安値とする上昇トレンドの中にあります。この中で8月28日の1752円を2点底にして、2020年1月22日に3480円 まで上昇し、ここでコロナ相場の急落局面に巻き込まれてつれ安し、3月17日に1740円まで下落しました。ここでいったんもみあい4月6日の1952円を2点底にして6月3日に3280円まで上昇し、6月15日に3100円まで押し目を入れ、この水準を基点にして上向きの末広がりの三角保ち合い(C)となっています。この中で4月6日に4390円まで上昇後、6月21日に3425円まで下げて6月23日に3695円で買転換となっています。
<6644> 大崎電気工業
四季報より 業種:電気機器。
【特色】スマートメーターで国内首位、売上の過半が電力会社向け。傘下のEDMI主導で海外展開加速
【上向く】豪州のスマートメーター設置工事順調。コロナで停滞の英国も出荷本格化し海外部門黒字転換。国内は普及進み出荷減少だが、省エネのエネルギーマネジメント拡販。営業益好転。海外子会社売却特益。
【スマート工場】Wi‐Fiより安定回線の『ローカル5G』でスマートメーター活用し工場設備監視など実証実験開始。大型テナントの一括メーター検針にOCR活用。
※スマートメーターで国内首位。今期は低調だが22年3月期は国内好転し、英国も工事再開本格化。
2021年5月11日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+30.4%の35.00億円、経常利益+14.3%の33.00億円と5期ぶりの増収・増益の見通し。
2016年12月29日の1253円、2017年2月1日の1290円と2点天井をつけて大幅下落となり、4月13日に873円まで下げました。ここを基点にして上下動のもみあいながら、ゆるやかな下降トレンド(A)となり、この中で2018年12月25日の612円を安値に2019年2月4日に750円まで反発後、612円を安値とし11月5日の774円を高値とするボックス相場(B)の中で上下動となっています。この中で11月5日の774円を高値に、コロナ相場に巻き込まれ2020年2月からの急落局面でつれ安し、3月13日に415円で底打ちとなりました。
この2020年3月13日の415円の底打ちからの上昇トレンド(C)の中で、9月28日に647円まで上昇後、11月30日に531円まで押し目を入れて三角保ち合い(D)に移行し、煮詰まりつつあります。業績からみると割安株で上に行く可能性が高いですが、チャートからは5月13日の571円を終値で切ると短期の下放れとなりますので、その場合はいったん損切りとします。
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