象印、上期経常を50%上方修正、通期も増額

配信元:株探
投稿:2021/06/21 15:30
 象印マホービン <7965> が6月21日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の連結経常利益を従来予想の32億円→47.8億円(前年同期は31億円)に49.6%上方修正し、増益率が3.0%増→54.0%増に拡大する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の58億円→67億円(前期は57.2億円)に15.5%上方修正し、増益率が1.3%増→17.0%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の制約の影響はあったものの、国内においてはホットプレート、オーブントースター、コーヒーメーカーなどの巣ごもり関連商品や空気清浄機などの衛生関連商品が引き続き好調で、“せん”と“パッキン”がひとつとなった「シームレスせん」を採用したステンレスマグもヒット商品となるなど、売上は堅調に推移しました。 また海外においても、特に北米市場での販売が好調で炊飯ジャーや電気ポット、ホームベーカリーの売上が大きく伸びました。加えて、主力の中国市場も堅調に推移するなど、売上高は当初予想を上回りました。 利益につきましても、圧力IH炊飯ジャーなど高付加価値商品の販売増加、コストダウンや経費の削減効果もあり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも当初予想を上回りました。 今後につきましては、新型コロナウイルス感染症の動向が引き続き不透明ではありますが、主力の炊飯ジャーをはじめとする新商品の投入で売上の維持拡大を図ってまいります。通期の連結業績予想につきましては、第2四半期連結累計期間の業績の状況をふまえつつ、銅やアルミなど原材料の高騰や為替変動による調達コストの上昇が下期から想定されることを勘案し、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の上方修正を行うものであります。 なお、今回から業績予想で前提としております為替レートを1ドル=110円(期初は1ドル=105円)に変更しております。 ※上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探

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