NY株式市場(14日)原油価格が2018年10月以来の71ドル台乗せへー米国10年債利回りは1.4%台半ばで推移か⁈
14日のニューヨーク株式市場でダウ平均はもみ合いスタートとなりそうだ。
今週のニューヨーク株式市場では、15日と16日に開かれるFOMC=連邦公開市場委員会の結果に注目が集まりそうだ。ダウ平均は、16日の結果判明を前にポジション調整を中心とした商いが継続しそうなことから、まずは方向感を探りながら寄り付きの売買をこなすことになろう。ダウ平均は寄り付きで売りものが重なれば、節目の3万4400ドルを割り込む局面もあろう。
一方で原油価格が71ドル台を超えて2018年10月以来の高水準まで上昇基調を強めていることはダウ平均の下支え要因として意識されそうなほか、先週発表された消費者物価指数を通過して以降、米国10年債利回りは1.4%台半ばを中心に低位安定が続いていることから、ハイテク株には底堅く推移する銘柄が目立ちそうだ。
ただ、ダウ平均とナスダック総合株価指数は、売り買いともに相場の方向性を決定付ける積極的な手掛かり材料に乏しいことから、朝方の売買が一巡した後は、もみ合いに終始することも想定しておきたいタイミングだ。全般的にはFOMCの結果判明まで物色の柱も掴みにくい相場環境が続きそうな一日となる。
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