NY株式市場(11日)ミシガン大学消費者信頼感指数は再び上昇か⁈ー週末要因で上値は限定的へ
11日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い先行で取引が始まりそうだ。
先週末の雇用統計や前日の消費者物価指数など重要な経済指標の発表を通過したニューヨーク株式市場では、FRBによるテーパリング議論が想定よりも早期に始まらないとの観測が広がっており、来週のFOMCでもテーパリング議論の早期開始につながるようなメッセージは全面的に押し出されないのではないかとの観測が根強くなりそう。
米国10年債利回りも1.45%台まで低下しておりハイテク株中心に株式市場にとっては追い風となりそうなほか、取引時間中に発表されるミシガン大学消費者信頼感指数は84.4が見込まれており、約1年ぶりの高水準となった4月の実績に迫る持ち直しが確認されれば、相場の下支え要因として強く意識されよう。
ただ、これまでのところ一段と買いあがる手掛かり材料に乏しいほか、週末要因も重なってダウ平均は、連日で上値の重さが目立つ相場展開となりそうな一日となる。
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