NY株式市場(4日)失業率は5.8%と予想を下回るー米国10年債利回りは低下
4日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い戻しが先行して取引が始まりそうだ。
注目されていた5月の雇用統計で非農業部門雇用者数は55.9万人増と市場予想(67.5万人増)に届かなかった。一方で失業率は5.8%と市場予想(5.9%)を下回る内容となった。この結果、米国10年債利回りは1.6%ちょうど付近まで低下傾向となったことから、ニューヨーク株式市場は主力株中心に上昇する銘柄が増えそうだ。
ダウ平均は、雇用統計の発表を受けて雇用を中心としたアメリカ景気の回復は想定よりも力強さが乏しこともあってFRBによるテーパリング議論は想定よりも早期に進まないのではないかとの観測が広がりそうなことから、まずは寄り付きで前日の下げ分(23ドル)を取り戻して再び3万4600ドル台を回復して取引が始まりそうだ。
ただ、週末要因もあって上値では戻り売り圧力をこなす必要もあるほか、ダウ平均は高値警戒感が根強いことから朝方の買い一巡後は伸び悩みそうな一日となる。
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