NY株式市場(28日)バイデン大統領が2022会計年度の予算案を公表へ–シカゴ 購買部協会景気指数に注目
28日のニューヨーク株式市場でダウ平均は3日続伸して取引が始まりそうだ。
ダウ平均は前日までの上昇基調を踏襲して連日で上昇余地を探る展開となりそうだ。ダウ平均は、寄り付きで前日の日中高値(3万4608ドル)を捕らえられれば、残すところ大きな節目は、今月7日に付けた終値ベースの過去最高値(3万4777ドル)となろう。
取引開始前に発表された4月の個人消費支出(PCE)デフレーターは、前年比で3.6%と市場予想(3.5%増)を上回り、1992年以来の高水準となったほか、FRBが重視するPCEコアデフレーターも前年比で3.1%と市場予想(2.9%)を上回るとともにFRBのインフレ目標である2%を超える伸び率となった。ただ、これまでのところ長期金利への影響は限定的で落ち着いていることは、投資家心理の下支えとなりそう。
一方で取引時間中には、まず日本時間午後10時45分に発表される5月のシカゴ購買部協会景気指数(市場予想:68.0)や日本時間午後11時に予定されている5月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値(市場予想:83.0)で景気や消費マインドの動向を見極めたいタイミングだ。
日本時間29日午前2時30分からはバイデン大統領が2022年度予算教書の全容を公表するほか、ニューヨーク株式市場は、来週月曜日がメモリアルデーで3連休を控えていることから、朝方の買い一巡後は一旦様子見姿勢が広がりやすい相場環境となりそうな一日となる。
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