フジシールが３日ぶり反発、国内有力調査機関は目標株価を引き上げ

　フジシールインターナショナル<7864.T>が３日ぶり反発。東海東京調査センターは２６日、同社株のレーティングの「アウトパフォーム」を継続するとともに、目標株価を２５００円から２９００円に引き上げた。２１年３月期の連結営業利益は前の期比１．６％減の１２４億２８００万円だったが、下期はコスト削減効果もあり増益を確保した。２２年３月期の同利益は１３６億円（前期比９．４％増）の予想。日用品向けラベルの伸びや、昨年落ち込んだ飲料向けラベルの反動増などが見込める。また、環境対応のシュリンクラベル「ＲｅｃＳｈｒｉｎｋ」の採用増加が期待できる点などが注目されている。

出所：MINKABU PRESS