日ケミコンはマド開け急動意で大勢2段上げへ、業績急回復で車載向け需要開拓に期待
日本ケミコン<6997.T>はマドを開けての大幅高で2100円近辺の高値もみ合いから上放れ、大勢2段上げの様相となっている。新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした企業のリモートワーク導入加速に伴うパソコンなどの情報機器特需に加え、データセンター用サーバーなどにコンデンサー需要が急増している。同社の22年3月期業績はトップラインが2ケタ成長を見込み、増収効果を映して営業利益は前期比2.1倍の62億円予想と急拡大する見通し。市場では「技術力が高く、サーバー向けだけでなく自動車業界向けでも需要開拓を進める構え。そうしたなか、耐熱・耐振動に優れた車載用アルミ電解コンデンサーの開発をハヤす声もあるようだ」(中堅証券ストラテジスト)という。
出所:MINKABU PRESS
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