【Newsletter】現場力を活かす最適化とは?企業の成長を阻害する“属人化した業務”からの脱却

配信元:PR TIMES
投稿:2021/05/19 20:18
フューチャーグループによるウェビナーFUTURE INSIGHT SEMINAR

フューチャーグループは、ITコンサルティング事業を主軸とするフューチャーアーキテクト株式会社を中心に、テクノロジーをはじめ金融、流通、物流、サービスなど様々な分野のエキスパートがお客様のIT戦略パートナーとして提案から開発までを一気通貫でサポートしています。本ニュースレターでは、フューチャーグループのサービスや事例、イベントなどを紹介します。今回は、フューチャーが主催するウェビナー「FUTURE INSIGHT SEMINAR」(https://www.future.co.jp/futureinsightseminar)にて実施した講演のご紹介です。



企業の強みを伸ばすオンリーワンの最適化エンジンとは?
フューチャー株式会社 Strategic AI Group アーキテクト 塚本祥太
私は最適化のエキスパートとして様々な業界のお客様の案件に携わっています。今回紹介するのは、ホームセンター企業の事例です。全国展開するホームセンターの人事管理システム刷新プロジェクトにおいて、PoC(Proof of Concept)を行い、店舗における人の配置・シフト計画等のスケジューリングを最適化エンジンによって自動化し、それまでかかっていた時間を半減させました。ホームセンターは広い売り場で特殊な商材を扱うことも多く、既存の汎用的な最適化ソリューションでは対応できない業務内容でした。人員配置・シフト計画の業務の効率化は、日々のオペレーションに追われる現場からの強い要望であり、本案件では業務内容を整理し、熟練の担当者の知見をロジック化した最適化エンジンを一から構築しました。最適化エンジンの開発には、業務に携わる専門家の暗黙知を引き出しデータ化するという地道な作業もあります。現場の作業や人の生産性を数値化し、定量評価を行うため、そもそも十分なリソースを確保できているかどうかという現実にも向き合わなければなりません。そして何より、現場と業務改善、開発を行うチームの信頼と連携は必須であり、成功の鍵になります。このようにフューチャーでは、先端技術を駆使しながらも地道な現場業務の理解・整理を行うことでITによるお客様のビジネス価値の最大化を実現します。

▶本件に関するお客様からのお問い合わせ
フューチャー株式会社 Strategic AI Group  Email : future-ai@future.co.jp

AIだけじゃ…製造業における最適化構想
株式会社ワイ・ディ・シー 技術統括本部 YDCラボ 上席技術コンサルタント 北山貴之
当社は、製造業に強みを持つIT企業です。私自身も入社以来、製造業のお客様と仕事をしており、5年程前からAIや最適化など最新のテクノロジーに関わるYDCラボに所属しています。日本の労働生産性はOECD加盟国のなかでも順位を下げています。新たなサービスや市場への対応など攻めの分野に投資が向いているアメリカとは、生産性に約2倍の差が出ているというデータもあります。つまりBtoBの製造業においても、個別最適設計やアフターサービス、お客様との関係構築といったBtoCで重要視されてきたことがまさに求められており、今後、最適化が付加価値を見出すポイントになると思います。そのためには、まず企業活動の源泉である「受注」を起点に、「販売」「設計」「生産」を三位一体で「マスカスタマイゼーション」していくことが重要です。製造業のお客様に対してAIを提供する機会もありますが、データが網羅できず、データの偏りから縮小均衡するという壁にぶつかることもあり、未知のパターンを探索する最適化への期待として高速アルゴリズムの実証実験なども行っています。DXの本質は経営資源を再定義し、最新テクノロジーを駆使して極限まで付加価値を生みだすことだと思います。

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株式会社ワイ・ディ・シー 営業本部  Email : advocacy-sales@ydc.co.jp

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配信元: PR TIMES

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