エヌ・シー・エヌ<7057>は14日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.7%減の64.31億円、営業利益が同23.3%増の2.82億円、経常利益が同25.1%増の3.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.1%増の2.25億円となった。
住宅分野の売上高は前期比1.5%減の54.96億円となった。緊急事態宣言発令の影響を受けたが、第2、第3四半期に回復した。SE構法登録社は新規に45社加入し、同5.2%増の546社となった。
大規模木造建築(非住宅)分野の売上高は新型コロナウイルス感染症の影響により公共工事等の工期が大幅に延長したことから、前期比20.4%減の5.73億円となった。新規依頼件数は同17.6%増の348件、新会社である木構造デザインのプラットフォーム事業への参加会社は18社となった。
その他(開発・サポート部門)は、2021年4月より説明義務化となる住宅の省エネ性能に対し、省エネ計算結果データに顧客向けの解説を加えた「省エネルギー性能報告書」の発行による見える化を実現し、説明義務化に伴う需要拡大に対応している。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.5%増の73.65億円、営業利益が同28.6%減の2.02億円、経常利益が同20.4%減の2.57億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.1%減の2.00億円を見込んでいる。
また、同日、2021年3月期決算算に基づき、期末配当予想を前回予想の1株当たり26.00円から1株当たり28.00円(前期比2.00円増)に修正することを発表した。
<EY>
住宅分野の売上高は前期比1.5%減の54.96億円となった。緊急事態宣言発令の影響を受けたが、第2、第3四半期に回復した。SE構法登録社は新規に45社加入し、同5.2%増の546社となった。
大規模木造建築(非住宅)分野の売上高は新型コロナウイルス感染症の影響により公共工事等の工期が大幅に延長したことから、前期比20.4%減の5.73億円となった。新規依頼件数は同17.6%増の348件、新会社である木構造デザインのプラットフォーム事業への参加会社は18社となった。
その他(開発・サポート部門)は、2021年4月より説明義務化となる住宅の省エネ性能に対し、省エネ計算結果データに顧客向けの解説を加えた「省エネルギー性能報告書」の発行による見える化を実現し、説明義務化に伴う需要拡大に対応している。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比14.5%増の73.65億円、営業利益が同28.6%減の2.02億円、経常利益が同20.4%減の2.57億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.1%減の2.00億円を見込んでいる。
また、同日、2021年3月期決算算に基づき、期末配当予想を前回予想の1株当たり26.00円から1株当たり28.00円(前期比2.00円増)に修正することを発表した。
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