スペースＶＨ、前期経常を54％下方修正

　スペースバリューホールディングス <1448> が5月13日大引け後(17:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の15.8億円→7.3億円(前の期は28.5億円)に53.8％下方修正し、減益率が44.7％減→74.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.4億円→6.9億円(前年同期は20.2億円)に55.1％減額し、減益率が23.8％減→65.8％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１　工事損失引当金の計上について　総合建設事業の一部案件において追加工事が発生したことを受け、工事損失引当金991百万円を計上することといたしました。２　連結業績予想の修正について　売上高につきましては、直近の業績予想数値に対しほぼ横ばいとなる見込みですが、上述のとおり、工事損失引当金の計上による売上総利益の減少により、営業利益、経常利益は直近の業績予想数値を下回る見込みとなりました。また、駐車場機器等の固定資産の減損損失を計上すること等により親会社株主に帰属する当期純利益は直近の業績予想数値を下回る見込みとなりました。