ＭＴＩ、今期最終を一転赤字に下方修正

　エムティーアイ <9438> が5月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結最終損益は14.1億円の赤字(前年同期は12.4億円の黒字)に転落し、従来の7.5億円の黒字予想から一転赤字で着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の15億円の黒字→8億円の赤字(前期は5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終損益は6.1億円の黒字(前年同期は7.4億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結最終損益は16.3億円の赤字(前年同期は10.1億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の12.5％→10.1％に低下した。

株探ニュース