デイトナ、今期経常を一転24%増益に上方修正・最高益更新へ

配信元:株探
投稿:2021/05/07 15:10
 デイトナ <7228> [JQ] が5月7日大引け後(15:10)に決算を発表。21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の3.1億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の11.4億円→14.8億円(前期は11.9億円)に29.6%上方修正し、一転して23.8%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の4.7億円→8.1億円(前年同期は3.8億円)に72.0%上方修正し、増益率が22.7%増→2.1倍に拡大し、従来の5期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の4.3%→12.1%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社グループの現在までの業況につきましては、新型コロナウイルス感染症による、昨年の首都圏の緊急事態宣言が解除された6月頃から、移動手段の変化やアウトドアでのレジャー志向の高まりを受け、市場の強い需要による追い風を受けて現在まで業績が推移しております。当初予想では、今期はある程度の落ち着きを取り戻すことを想定しておりましたが、感染者の増加、度々の緊急事態宣言の発出、それに伴う飲食業への営業時間制限など感染症対策が続く中、市場の強い需要が継続し業績の上振れが続いている状況です。一方で、最近の変異型ウイルスの拡大、今後の政府の対応策、またこれらの経済への影響などは不確実性も高く予測が難しい状況にあります。特に後半にかけての通期の業績予想については、ある程度の保守的な想定をしておりますが、状況によっては下振れも懸念されるところです。今後の業績予想の前提となる環境変化を注視しながら、修正が必要であると判断した場合は速やかに修正して公表しますので、業績予想の取り扱いに関しては上記をご留意いただきますようお願い申し上げます。※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいており、リスクと不確実性を含んでいます。従いまして、今後の当社グループの事業領域を取りまく環境、経済情勢、市場の動向、為替の変動等により、実際の業績が現状の見通しと大きく異なる可能性があることを御承知おきください。
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