キョーリン、前期経常を一転22%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/05/07 15:00
 キョーリン製薬ホールディングス <4569> が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の84億円→64億円(前の期は81.7億円)に23.8%下方修正し、一転して21.7%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の65.8億円→45.8億円(前年同期は70.9億円)に30.4%減額し、減益率が7.2%減→35.4%減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2020年11月5日に公表した連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を一定程度織り込んでおりましたが、想定以上に主力品市場の縮小が継続するとともに新薬群の市場浸透が遅れ、売上予想を下回る見込みとなったことから、売上高を下方修正いたします。 利益面では、売上高が予想を下回ることによる売上総利益の減少が販売費及び一般管理費(研究開発費を含む)の前回予想からの減少を上回る見込みとなったことから、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を下方修正いたします。 なお、2020年5月12日に公表しました配当予想(年間75円/株)の変更はございません。
配信元: 株探

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